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2002年7月2日(火)〜7月14日(日)
9:00〜17:00(木曜休館)
聴潮閣・ギャラリーカフェ泉屋
そのとき五感は開かれていた・・・・。
「猿年紀」「西方神話」で知られる写真家渡辺眸
彼女はインドのブダガヤに滞在していた・・・・
日中50度にもなる暑い、熱い季節の、ある5月の早朝
寺院の境内の蓮池にむかってひとり座っていた。
かすかに、ポッ、ポッと花弁が開く音が聴こえた・・
蓮の林を縫うようにして、
村娘が細長いカヌーを漕ぎながら花を摘んでいく・・

それから歳月は経って、
宇佐神宮の「原始ハス」に出会った
奥底に沈んでいた記憶は引き出され
・・・・・撮影がはじまった。
主催: [Lotus]展実行委員会(石松健男・宮地泰彦・武内康訓・三浦祥子)
協力: (株)ドイテクニカルフォト・冨士写真フィルム(株)・松村亮司